フロアポンプではイタリアのSILCAという会社の
スーパーピスタという製品が有名です。少し高価ですが、高い圧力でも楽に入れられるし、丈夫で一生使えるのでお薦めです。
さて、自転車のバルブはその先端部にキャップを取り付けるためのネジが切ってあります。いかにSILKAのポンプが丈夫であると言えど、このネジ部分がくせ者で先端のゴムパッキンが痛みやすく、定期的な交換を余儀なくされるのではないでしょうか。
というわけで、私は写真のようなバルブアダプターを加工して使用しています。
私の場合、ロードは仏式ですので写真左から「仏式→米式アダプター」、「米式→英式アダプター」、そして最後はシマノのホイールを買った時に付いてきた「英式→英式の延長アダプター」と接続し、赤矢印の部分を蝋付溶接し、さらに先端のネジ部分(青矢印のところ)を削り落としています。
これでフロアポンプ側のゴムパッキンは全く痛まなくなります。2001年から使っていますがまだ一度も交換したことがありません。
以上 2009/09/16 アップ
追記事項
この「仏式→米式アダプタ」はそのまま英式にも使用できます。ですのでこのアタプタとSILCAに始めから付いているアダプタを取り外すことで英式・米式・仏式のいずれにも対応することが出来ます。
2012/06/20 20:24:00