セキュリティ
セキュリティについて全貌を明らかにすることはできませんので、ここでは盗難を抑止することから盗難の検出、通報にいたるまでのポリシーを説明したいと思います。
■盗難の抑止
以前、盗難にあったときは外から見て盗難防止装置が装着されていることが全くわかりませんでした。これではいかに立派な盗難防止装置を付けていても抑止することはできません。実際に盗難防止装置を付けているいないにかかわらず、最低でも下の写真のようなシールくらいは貼っておきましょう。
また、盗難防止が作動していることを示すようなLEDランプの点滅も効果は期待できるかもしれません。これも点滅するだけのダミーが廉価で販売されていますので高価な装置を購入する余裕がなければこれで我慢しましょう。
■盗難の検出
ここからが本題です。当たり前のことですが、盗難の抑止だけでは盗難は防止できません。盗難を防止するためには盗難されたことを検出し、通報するシステムを考えなければなりません。まず、盗難を検出するためのセンサーには様々な物が使用できます。圧力センサー、振動検知センサー、人体センサーなど最近は高精度なものが多く出ています。これらの全てを使用する必要はないと思いますが、盗難されるあらゆる場面を想定し、新しい素子を使用して検出回路を組むのもそれはそれで楽しい物です!?
・赤外線人体センサー
これは人体が発する赤外線の量を微分し、変化量が一定値を越えたら検出したとみなすものです。車内に付けておけば誤動作も無くほぼ間違いなく侵入者の検出は行えます。半ドア警告用のドアオープン信号も使用できないことはありませんが、この場合、窓ガラスを割られて侵入された場合には全く機能しません。
・振動センサー
赤外線センサーももし犯人がモビルスーツに身をくるんでいたら検出することはできませんし、車内に入り込まずに車1台丸ごと持っていこうとしたら、全く役に立ちません。振動センサーは振動を検出するもので感度調整により大きな揺れからコツンといった振動にいたるまで作動範囲を選択することが出来ます。振動センサーによる通報は一定の遅延時間を設け、クラクションを鳴らすようにしても良いでしょう。その際、注意すべきはクラクションの配線が車外から簡単に切られてしまわないように配線を変更する必要があるということです。以前乗っていた車はクラクションの配線が外部から見えてました。
・その他
圧力センサーも一種の振動センサーですが、使用法によっては効果的です。これは車内だけでなく車外での利用も考えられます。また、単なるリミットスイッチのようなものもうまく利用すれば立派なセンサーになります。使い方はアイデア次第ですね。
■盗難の通報
通報については詳細は書きませんが、以前、盗難の検出をクラクションを鳴らして通報するようにしていました。車上荒らしにあった時に無事回路は作動し、クラクションが鳴ったので慌てて車を見に行きましたが、犯人はもう逃げた後でした。クラクションだと犯人にも通報していることになりますものね。ただこのときは犯人も慌てていたのか、犯人を特定できる(ハズの)重要な証拠物件を車内に忘れて行きました。当然警察に通報しましたが、例によって何もしてくれませんでした。悲しいけれど警察をあてにしていてはだめのようですね。
■おまけ
盗難の検出、通報と、そこまでうまくいったとしても犯人の拘束には厳重な注意が必要です。決して一人で全てをやってしまおうなどと考えないことです。
※注) これらの回路に関する一切の質問にはお答えできません。また、自作され運用されたあらゆる結果について一切責任を負うものではありません。特に過剰防衛にならないような注意が必要かもしれません。